呼吸
リハビリテーション
について
呼吸器疾患を持つ患者さんに、呼吸リハビリテーションを実施しております。
呼吸リハビリテーションを継続することでご自身の体の状況を把握し、正しい運動や呼吸法を身につけ、様々な症状を改善することが出来ます。
当院では医師の診察のもと、呼吸器専門のリハビリスタッフが患者様及びご家族様をサポートさせていただきます。

「手術の後から息切れがする」「肺炎を繰り返す」「コロナ後に息苦しさが残る」等の症状がある方は、呼吸リハビリテーションを行うことで改善が見込める可能性がありますので、お気軽にご相談ください。
呼吸
リハビリ
テーション

病気による呼吸機能低下や
体の衰えによる
息苦しさを改善し、
生活を豊かにしましょう

普段無意識に行っている呼吸ですが、呼吸器の病気を抱えた方や体力が衰えてしまった高齢者の方の場合、坂道や階段の上り下りなどちょっとした日常生活で息切れを感じてしまう事があります。
動くと息が上がってしまうので外出や運動を控えている方もいます。それによって使わなければ徐々に足腰の筋力や体力が落ちてしまい、より動けなくなるという悪循環が生じます。

呼吸リハビリテーションでは、専門の理学療法士と共に呼吸に使う筋肉を柔軟にしたり、運動や日常生活に使用する呼吸法を練習して息苦しさを改善します。

ストレッチ・筋トレ

足の筋肉を鍛えると歩く際に息が切れにくくなる他、腕や肩の筋肉を鍛える事で息が吸いやすくなるため、必要に応じてストレッチや筋トレを行います。

体力増強練習

エアロバイクや歩行練習などで有酸素運動を行う事で、基礎体力を増強し、息が切れにくい状態を目指します。

呼吸練習

息切れが持続すると、気付かないうちに呼吸が浅くなっている事があります。呼吸方法の練習を行うことで、より良い呼吸リズムの獲得を目指します。

生活方法の相談

腕を上げたり、腹筋を使ったりする動作など日常生活には息が上がりやすい動作は多くあります。それらの動作の改善方法などもアドバイスします。

理学療法士

本 村 直 紀 -Motomura Naoki-

3学会合同呼吸療法認定士

リハビリテーション科 主任理学療法士 本村 直紀です。
これまでに大阪府済生会中津病院で約10年間勤務しており、主に呼吸器疾患・心臓外科疾患・消化器外科疾患・整形外科疾患などのリハビリテーションに従事していました。
そこで学んだ経験を元に、当院ではそれぞれの患者様に適した呼吸リハビリテーションを提案しています。一緒に息切れの無い生活を目指しましょう。

リハビリテーション科 理学療法士 山崎 直也です。
一般病院にて回復期リハビリテーションを始め、訪問や通所サービス等の介護・在宅分野を兼任しながら、約10年間理学療法士として従事していました。
息切れなどで生活にお困りの方のお力になりたいと思っています。楽しくできる運動を一緒に考え、息切れの改善を目指していきましょう。