一般内科について
当院では呼吸器疾患だけでなく高血圧、糖尿病などの生活習慣病や風邪なども対応いたします。
専門的な治療が必要な場合は速やかに他院にご紹介も可能です。
主な疾患
風邪
発熱・咳・痰・のどの痛み・頭痛・関節痛などの症状は様々ですが、一般的にウイルスの感染によって上気道に急性の炎症を起こしている状態を風邪と呼びます。
症状に対する対症療法を行いながら安静と栄養・水分補給を行います。当院では点滴による治療も院内で可能ですのでお気軽に相談ください。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスの感染によって起こる急性ウイルス性疾患です。風邪とは異なり症状が急激に現れ、体力・免疫力が低い場合には重症化し肺炎や脳炎を起こすこともあります。
38℃以上の高熱、関節痛、筋肉痛、咳、鼻水などの症状を伴います。特に近年ではCOVID-19感染との見分けがつかない場合もあり注意が必要です。
当院ではインフルエンザとCOVID-19の検査を同時に行う検査キットも備えておりますので、発熱外来としてまずはお電話ください。また、当院ではインフルエンザに対する予防接種(インフルエンザワクチン接種)を行っております。
高血圧症
血圧が高い状態を「高血圧症」と呼びます。具体的には、家庭内での血圧が収縮期血圧:135mmHg以上、もしくは拡張期血圧:85mmHg以上、診察室での血圧が収縮期血圧:140mmHg以上、もしくは拡張期血圧:90mmHg以上の状態を指します。塩分の過剰摂取や多量の飲酒、喫煙習慣、肥満や運動不足などといった生活習慣の乱れやホルモン異常で起こります。禁煙など生活習慣の見直しや降圧薬を使用し、それぞれにあった治療法を選択し治療を進めます。
糖尿病
慢性的に血糖値が高い状態のことを糖尿病と呼びます。体内で血糖値が高い状態が続くと全身に影響が及びます。基本的に自覚症状はありませんが、喉の渇き、多尿、倦怠感、体重減少などが見られることもあります。
糖尿病には糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害といった特徴的な合併症があり、糖尿病発症直後から予防に努める必要があります。
脂質異常症
血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やHDLコレステロール(善玉コレステロール)、中性脂肪といった脂質代謝に異常をきたしている状態を「脂質異常症」と呼びます。
生活習慣の乱れや家族性高コレステロール血症のような遺伝的要素で起こるものの他に、甲状腺機能低下症や副腎皮質ホルモン分泌異常といったホルモン異常で起こるものもあります。ほとんどが無症状ですが、動脈硬化に関与しており、生活習慣の見直しや原疾患の治療などが必要になります。